Sportsの窓

EPISODE 13






〜 2013年 六カ国対抗戦 獅子奮迅 〜


六ヶ国の主将たち
2013年六ヶ国対抗戦各国の主将たち Six Nations公式サイトより



毎年2月の第1周目の週末から3月第3週目の週末まで
手帳に書き込むスケジュールは
北半球ラグビー大会最大の六ヶ国対抗戦テレビ放映番組予定





欧州へ行かない限り・・この大会をTVで観るための困難は・・・
“時差”


9時間の時差は週末と言えども
平日は朝からたっぷりと約12時間勤務を平均している身としては
深夜の24時からの観戦は非常に辛い・・・・

そして、それは26時に終わるのではなく
その後更に26時から始まる第2対戦へと続くのです・・・

平日は睡眠時間5時間くらい、という数字は私にとっては
必要睡眠時間の僅か3分の1


当然第一試合24時から始まる試合の後半辺りから
1週間の寝不足に睡魔が襲い掛かり
“船”を漕ぎ出す始末・・・

気づくと点数が変わっていることもしばしばです





再放送も平日の昼間だったり、
夜も帰宅時間に間に合わない放映だったりするので
毎年全15試合の幾つかを見逃してしまうこと・・・臍を噛んでおりました

しかし!今年は何とか踏ん張りました!

1年に1度のお楽しみ!

今年2013年はとにかく15試合を観よう!

次ぎのワールドカップまであと2年

最新北半球の精鋭チーム6カ国が戦うのです

初戦から“今までにはありえない!”と
思われていた結果の試合が必ずあります

2013年はどんな15試合だったのでしょうか?





ミレニアム・スタジアム
最終決戦の地 ミレニアム・スタジアム 公式サイトより



結果蓋を開けてみたら全勝優勝であるグランドスラムの国はなく、
最終戦のそれまでの4試合全勝できたイングランドと
そのイングランドを破り8点以上の点数が入れば
昨年の覇者ウェールズが2年続けての優勝!と
最後の最後まで解らない!という混戦極まる大会となりました!



ラインアウト
ウェールズ 対 イングランド ラインアウト Six Nations公式サイトより


その世紀の一戦

最終戦優勝を懸けたイングランド対ウェールズ戦は
地元ウェールズの本拠地 ミレニアム・スタジアムから
世界1美しいと称される国歌
“Land of Father”が
その試合中スタジアム中に満ち溢れていました

そして、大方の試合前の予想に反して
大差で勝利を手にしたウェールズは
北半球六ヶ国の頂点に立ったのでした


優勝したウェールズ
イングランドに快勝し、優勝したウェールズ 公式サイトより


前回のワールドカップからすでに早や2年

そして、次ぎのワールドカップまでもうあと2年

今年2013年は丁度真ん中の年に当たるわけですが、
今回6カ国各チームを観ていて
どの国もその先2年後に戦えるチーム作りが必須な中
ウェールズが1番その若手選手への移行が上手に
頭一つ分早く整ったチームだと思いました

しかし、“もう”2年から“あと”2年先へ!

おりしも6カ国の内4カ国が4年毎に南半球勢と戦う
ブリティッシュ・ライオンズ・チームを組み
遠征する年でもあります


ライオンズツアー


12年に1度の南半球遠征でしかも普段は相反するメンバーと手を組む、
そんなライオンズチームへの参加は
選手達にとっても是が非でもその自分のポジションを取りたい!

イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドと
4カ国の混合チーム・ライオンズでのポジションは
自分が獲得する“席”にはライバルが3人います

2001年ライオンズ・チーム
前回のオーストラリア遠征チーム 手前側はその時の主将
マーチィン・ジョンソン 右3人目がオド、4人目がジョニ


このライオンズメンバーの選手セレクションのため
自分と同じポジションのメンバーより抜きん出た活躍を見せないと
この12年に1度のツアーには参加できません


若き獅子達の奮迅は先ずはこの六ヶ国対抗戦が大きな鍵となります










     

【 2013年六ヶ国対抗戦 】


今年2013年の15試合を振り返ってみると
本当に面白い順位となりました

チーム 引分 得点 失点
1) ウェールズチーム ウェールズ 4 1 122 66
2) イングランドチーム イングランド 4 1 94 78
3) スコットランドチーム スコットランド 2 3 98 107
4) イタリアチーム イタリア 2 3 75 111
5) アイルランドチーム アイルランド 1 1 3 72 81
6) おフランスチーム おフランス 1 1 3 73 91


今だかつておフランスが最下位、という順位は見た事がありません!


また、スコットランドが知らない間に・・・3位!
そして、この“6カ国”に参戦してから早や10年余り

イタリアの躍進は毎年目を見張る内容の試合が幾つかあります!

そして、2年前には優勝に輝いた2カ国
アイルランドとおフランスの上の順位に
そして初戦のおフランス、最終戦のアイルランドでの勝利と
燦然と輝く堂々の4位は
イタリア国民でなくとも目頭が熱くなりました

両国の応援
イタリアとアイルランドの両国応援 公式サイトより


しかも!惜しいことに3位のスコットランドとは僅か4点の得失点差だけ!!
(但し、スコットランド戦では負けています)


イタリアチームは何処まで進んでいくのでしょう!
すでに来年の大きな楽しみとなっています



イタリアのプロップ Cicero
最終戦・地元ローマで“歴史的”勝利とまで言われたイタリア 
母国の旗を持ちウイニングランをするプロップのロシセロ 公式サイトより



そして、何と言っても今大会で注目された選手の1人が
がらっとメンバーが変わったイングランドチームのフライ・ハーフ10番

オーエン・ファレルです

言わずとも知れた“親子鷹”

とうちゃんのアンディ・ファレルは記憶にまだまだ新しい元代表選手
余り長い期間代表ではありませんが(元はラグビーリーグ出身なので)
その風貌さながら突進力のあるフォワードからバックスまでこなす選手でした

アンディ・ファレル  オーエン・ファレル
左は代表時代のアンディ・ファレル 右は現在の代表オーエン・ファレル
公式サイトより

現在はコーチとして常にヘッド・コーチのランカスターさんの向かって
定位置右側に座し
チーム(&息子)を叱咤激励しております



イングランドチームの要とも言えるフライ・ハーフは
ジョニー無き後一体誰に落ち着くのか?

常にその話題が尽きなかったのは
やはりジョニのいなくなった穴は
想像以上に深く大きいものであったことは言うまでもありません



ジョニー・ウィルキンソン
現在南仏ツゥーロンでプレイするジョニ
33歳になった今も来シーズンもプレイする、と発表


ジョニ代表引退後はフラッドなど数名の選手で代表戦を戦いましたが、
昨年後半のテストマッチには
この“子鷹”オーエン・ファレルが
堂々と今年の六ヶ国にスタメンで出場するようになりました


地元では“ジョニ再来”とも言われているようですが、
ジョニの流れるような試合運びやパスの鋭さが違ってみえるのは
ジョニびいきの私だけではないと思います
・・・

オーエン・ファレル
“子鷹”オーエン・ファレル 公式サイトより


ジョニの後はトミー・フラッドで、と思っていたところ
ファレルが出てきたことと平行して
イングランド・チームはすっかりと若手選手中心に変身

昨年まで“暫定”だったヘッド・コーチが“決定”になった
ランカスターさんの下
6カ国チームの中で1番キャップ数の少ないメンバー構成となりました


スチュアート・ランカスターヘッド・コーチ
イングランドのヘッド・コーチ スチュアート・ランカスターさん
公式サイトより

控え選手達の方が明らかにテストマッチ経験が多く
キャップ数もスタメンメンバーよりも多い、
そんなチームを作ってきた物静かなランカスターさん

最終戦までの4試合、そんな若手チームと経験豊かな控え選手を上手に使い
全勝してきたイングランドは2年前のワールドカップを経験した
その当時若手として出場していた選手の多いウェールズに
その前までの4勝戦には見られないような点数で敗れました


優勝を逃したイングランド勢
最終戦を終え敗れたイングランド選手達 公式サイトより


今までの快進撃がこの1戦では押さえられてしまった若きイングランドは
(鼻をへし折られた、とも言う)
この最終戦で大きな大きな勉強をしたことと思います

これからの建て直しに元教師だったヘッド・コーチ、
ランカスターさんの腕によるところは
今後の大きな楽しみとなりました


イングランド ヘッドコーチ ランカスターさん
物静かな定評のランカスターさん 公式サイトより




さて2013年六ヶ国対抗戦の全試合の結果です


曜日 開始時間 HOME AWAY 結 果 スタジアム
02月02日 13:30 ウェールズ  アイルランド 22-30 ミレニアムスタジアム
16:00 イングランド  スコットランド 38-18 トゥッイケナム
02月03日 15:00 イタリア おフランス 23-18 スタディオ オリンピコ
02月09日 14:30 スコットランド イタリア 34-10 マレーフィールド
17:00 おフランス ウェールズ 6-16 スタッド デ フランス
02月10日 15:00 アイルランド イングランド 6-12 アヴィヴァ スタジアム
02月23日 14:30 イタリア  ウェールズ 9-26 スタディオ オリンピコ
17:00 イングランド おフランス 23-13 トゥッイケナム
02月24日 14:00 スコットランド アイルランド 12-8 マレーフィールド
03月09日 14:30 スコットランド ウェールズ 18-28 マレーフィールド
17:00 アイルランド おフランス 13-13 アヴィヴァ スタジアム
03月10日 15:00 イングランド イタリア 18-11 トゥッイケナム
03月16日 14:30 イタリア アイルランド 22-15 スタディオ オリンピコ
17:00 ウェールズ イングランド 30-3 ミレニアムスタジアム
17:30 おフランス スコットランド 23-16 スタッド デ フランス


今年の15試合はいったいどんな展開になったのでしょう!

個人的に最も印象的な試合を(全て15試合そうなのですが・・・
幾つか振り返ってみたいと思います





 
 





第一節

2月03日
13:30


ウェールズ 対 アイルランド
22 - 30
<Millennium Stadium>



今年の初戦は昨年優勝したウェールズと09年に優勝したアイルランド

地元ウェールズのヘッド・コーチはまだ“臨時” という言葉がついていた
ロン・ハウリーの下
本来のヘッド・コーチガットランドさんを始め怪我人が後を立たないウェールズ

昨年からのテストマッチではここまでにすでに7連敗を重ねていました

そんな連敗を止めてくれるに違いない!と
開幕戦のミレニアム・スタジアムは超満員
試合前からすでに大合唱の“Land of My Father”は
美しい歌声から大きな歓声がチームを後押ししておりました

しかし、開始早々アイルランドのこの日初キャップのぜボにトライを許し、
その後はオドリスコルのトライもあり、
スクラム、ラインアウトもしばしば指導権を取られた
ウェールズの苦しい開幕戦となりました


初トライ
初キャップ、初トライ! の11番 ゼボ 
オドが敵を引きつけておいて絶妙のパスを送った後のトライはチーム全員で喜ぶ
公式サイトより



細かいパス回しを多用し
ウェールズのヂィフェンスを崩していくアイルランドは
やはり息の合った長いチームワークを見せ付けます


結局トライ数はウェールズ、アイルランド共に3つ
そして、アイルランドは2人も(1人づつ)イエロー・カードを出してしまいますが、
安定したアイルランド・10番のセクストンのキックは
点数を重ねていくこととなりました


オドリスコルのトライ
怪我の多いオド 今期は主将を離れプレイに専念 公式サイトより


開幕戦であれよ、あれよと言う間に敗れてしまったウェールズ

選手の殆ど交代なくして波に乗ったアイルランドとは対照的なウェールズは
スクラム、そして攻撃&防御の強化に必要性を残し
(アイルランドのディフェンスも良かったのですが・・)
早くも初戦で冷水を浴びせられることとなりました


試合後のウェールズチーム
うなだれてピッチを後にする13番ジョナサン・ディビス
公式サイトより





2月03日
17:00


イタリア  おフランス
23 - 18

<Stadio Olimpico>



勝利したイタリア
初戦おフランスに勝利したイタリア・チーム 
左側には呆然と頭を抱えるおフランスのミシャラク 公式サイトより


地元イタリアでは今年の試合は
昨年まで行っていたスタジアムよりも観客動員が多く収容できる
ローマのその名もオリンピック・スタジアム

国際大会であっても国歌を歌うことのないサッカーと違い
ラグビーの試合前には
オペラの国イタリア国歌が力強く高らかに歌われる

イタリアっ子達はもちろん、自国の勝利を確信してここに集うけれど
まさか!本当に!おフランス相手に堂々と勝利をするなんて!

この日のローマの夜は一段を騒がしかったに違いない


10番オルクェラ
キャップ13個目に当たる試合の31歳オルクェラ
公式サイトより



トライの数は2づつ
何が点数の違いが出たのか?となると・・・

イタリアのフライ・ハーフの大活躍がありました

コンヴァージョン、ペナルティー・キック、ドロップゴール、と
10番が点数を加算できるキックをきちんと決めていたこと

また、ポジショニングが常に僅かではあるけれど
イタリアの方が勝っていたことは
前へ、前へ、というイタリアのフォワードの気迫が
おフランスを圧倒していたこと



イタリアフォワードの突進
突進力のあるイタリアフォワードを止めるのは2人かかり 公式サイトより



元々がっしりとしたフォワードを持つイタリアは
彼らの働きが大きかったと思います

スクラムを組むのにおフランスの第一列はかなり苦しめられました


そうしたスクラムからの反則から
ペナルティーになり、
そこからイタリア10番のオルクェラのキックが生きる



パリッセのファーストトライ
イタリア主将パリッセの先制トライ 公式サイトより


イタリアのファーストトライは胸のすくような
パリッセのトライ

その後3番のカストロジョバンニ、交代したフライ・ハーフのボルトンが
きっちりとトライを挙げ、
ローマのスタジオ・オリンピコは大歓声で試合終了となりました



試合終了勝利したイタリア
試合終了のイタリア まるで最終戦のようだった・・
おフランスへの初勝利 公式サイトより






3月10日
15:00


アイルランド おフランス
13 - 13

<Aviva Stadium>


冷たい雨の降り注ぐダブリンのアヴィヴァ・スタジアムで行われたこの1戦は
アイルランド・チームの長年大黒柱だった
ブライアン・オドリスコルの最後と言われた試合


ブライアン・オドリスコル
今期はずっと頭の包帯が取れなかったオド
冷たい雨降りしきるこの試合ではその包帯がやっと取れた 
公式サイトより



結果は引き分けだけれど
内容は勝つはずだった大事な試合をかっさらわれた感の残った1試合

アイルランドにとってはとても心残りの残念な試合結果となりました

勝てた試合と落としたアイルランド、
最後何とか踏みとどまったけれど・・勝ち点取れなかったおフランス

“負け”とスタジアム中の誰もが思った前半終了後
まったくリズムに乗れなかったアイルランド

元々“シャンパン”の異名を持つおフランスは雨のため
何か重たい動きだったが後半はなんとか回して動き出した、おフランス

ドローに持ち込んだおフランスの方が
紙一重地元アイルランドよりも「想い」が強かったのかもしれない


トライもお互いに一つづつ
そして、またそのトライを決めたのはどちらも同じチームのNo.8



No.8のヒースリップのトライ   No.8のピアモンテのトライ
両No.8のチーム唯一のトライ 公式サイトより
左はアイルランド主将ヒースリップのトライ 右はおフランスのピアモンテのトライ



そして、両チームの10番はちょっぴり不安を残す2人

まだ21歳、キャップも2つ目という若いジャクソンは
大歓声の大舞台にして
地元アイルランドでの試合に緊張感が心配される

調子の良い時は本当に“帝王”とでも呼びたくなるような・・
しかし、今日は駄目、というと極端に不安定になる
ベテランのフレデリック・ミシャラク


アイルランドのパディ・ジャクソン  オフランスのフレデリック・ミシャラク
左はまだ幼さの残る顔立ち21歳のジャクソン
左はベテラン、すでに風格のあるミシャラク
 公式サイトより


やはりこの10番の調子により左右された感もあった
おフランスの前半は2本続けて失敗をしたミシャラクに代わりキックした9番パレによるもの

降る雨に中々キックが思うように行かず
また両チーム共にゴールが手につかず・・・

そんな中おフランスのペナルティーから
ゴールをタンタンと決めていく21歳のジャクソン

たった1つのトライ後のコンヴァージョンも落ちついて処理が出来ていました


キックするジャクソン
実際より小柄に見える178cmの10番 ジャクソン 
後方大柄の審判ウェルシュさんの方が大きく見える
 公式サイトより


後半になるとおフランスチームの雰囲気が明らかに変わって見えました

雨で前半戦から泥だらけになったジャージも着替え
後半10点差を追うおフランスは
もう後がなく・・怖いものなど何もない、とばかりに
フォワードが最後の力を振り絞って押します

前半と同じくらいおフランスへの陣地に入ってくるアイルランドでしたが、
スクラムだけは押されてしまう・・

前半ではラインアウトを有利していたアイルランドが
後半はスクラムでは押されっぱなし、という結果になりました

そして、それに伴い段々エンジンのかかってきた感が出てきた
ミシャラクが味方のトライ後のコンヴァージョンを決めると
それから徐々に落ちつきを取り戻したように見えました



ディフェンスに廻るおフランス
徐々にディフェンス力が戻ってきたおフランスのフォワード
集散が早くなってきました
 公式サイトより


結果最後終了間際にペナルティーゴールの3点を入れたミシャラクは
引き分けに持ち込んだおフランスの執念が
アイルランドに対して“首を押さえた”瞬間

結局ポジショニングは前半とほぼ変わらなかったにも関わらず
後半だけで10点を取られ
逆に1点も取れなかったアイルランドはドローであっても
敗北感が漂う終幕でした


ピッチを去るオドリスコル
ここでのアイルランド代表としては最後とも言われたオドリスコル
後半に追いつかれたドローの試合はより一層疲れた試合だったと思います


しかし、この1試合の結果が次ぎのイタリア戦へと続いているようにも思えました













4年に1度のライオンズツアーがある今年2013年

ライオンズ


六ヶ国対抗戦を観ていて
自国をひっぱる主将達の逞しさに
12年前に活躍したオドやジョニのように
獅子奮迅する彼らがとても楽しみです


しかし、一つのポジションは4人の内1名のみが参加できる・・
今年のライオンズチームに
もしかしたら六ヶ国対抗戦で各国の主将をもってしても
この大会での活躍如何により他国の同じポジションの選手に
振り落とされることもあります


ウェールズ主将 ウォーバートン
ウェールズの主将 ウォーバートン
まだ弱冠24歳

イングランド主将 ロブショー
フォワード突進は先頭切って進む
ロブショーは26歳


スコットランド主将 ブラウン
大きな巨人にも見える7番
193cmは鯨のようなケリー・ブラウン


イタリア主将 パリッセ
お馴染みイタリアの顔
タックルはいち早く向かうパリッセ


アイルランド主将 ヒースリップ
偉大な主将の後を引き継ぐ
フォワードの要No.8を背負うヒースリップ
おフランス前主将 ヴィソトワール
若手を後押しする前主将
ヴィソトワール



これから選手のセレクションになるかと思いますが、
こうして国同士の戦い、
また同じポジションでの争い、
そして、この六ヶ国対抗戦の後は各所属クラブチームの大会へと
休むことなく切磋琢磨して強くなっていく選手達が私には
全員が若く雄雄しい獅子達に見えてくるのです







ラグビー観戦が私にとっては
旅の大きな目的にもなることが今後も続くことと思います








どうぞ、ラグビー観戦にご興味がおありになる
皆様からのご意見・ご質問をお待ちしております









注)これはあくまでも私個人の感想になります
皆様それぞれのご感想やご意見をお持ちでいらっしゃることと思います
皆様のご意見などお待ちしています








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